甘露商店オンライン

Concept

甘露が中国のお茶を出すお店でありながら、茶館ではなくカフェと名乗っているのは、気軽に触れてみて欲しいからです。 中国茶と聞くとイメージされがちなお作法とか道具といったかしこまったものごとよりも、中国の人たちがお茶を飲んでのんびりしたり、友達や家族とおしゃべりしたりしているような「お茶とともに過ごす時間」の楽しみをお届けしたいと考えています。 中国茶は何度もお湯を継ぎ足し、煎（せん）を重ねて飲みます。甘露では各テーブルに電気ケトルが備え付けられていて、ご自分のペースでお湯を沸かして茶を淹れていただきます。お湯がなくなったらスタッフにお声掛けいただければ、何度でもお湯のおかわりができます。かように中国茶とは、おひとりでもお友達とでも、のんびりダラダラと時間を過ごすのに最高のツールだと思うのです。 また、甘露では中国茶とともに中国大陸各地のおやつをお出ししています。日本国内に中華料理店は4万軒以上あるといいますが、食後のデザートといえば杏仁豆腐にゴマ団子、ちょっと頑張ってマンゴープリンでしょうか。あとは中華菓子の代表選手、月餅。あの広い中国の国土に、それだけしか甘いものが存在しないわけがありません。中国の各地には日本であまり知られていないおやつがあり、中国人にとってもふるさと以外の地域には未知のおやつがたくさんあります。中国茶のお店を始めると決めてからはたびたび現地へ飛び、食べ歩きました。初めての味に驚き美味しさに感動しました。その驚きと感動を少しでもみなさんに共有できればと、季節ごとにメニューを変えてお届けしています。